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Coci la elle とKa na ta 共同制作について

Ka na ta ではないこと。それが初めてのことなのでここに言葉を落とそうと思いました。

7月23日、新しい服の発表があります。

コシラエルとかなたで作った服。

コシラエルは、傘をずっと作っていて、僕の自宅にも2つのコシラエルの傘がある。雨の日、コシラエルの傘は空になる。その小さな空を見上げては、綺麗だと何度思ったことか。

7月1日、コシラエルのちかちゃんから生地が届いた。

掛川市、福田織物が丁寧に織り上げた綿の布に、ちかちゃんの図案がプリントされている。生まれて初めて海外に行った時の不安と興奮か。母国語が違う場所に居るのか。とにかくエキゾティックだ。3ヶ月のステイホームが終わると同時にやってきたこの布にしばらくの間、茫然としていた。布が何かを語るまで、眺めては離れ、また眺める。この見知らぬ布を使ってこれから服を作る。

ある日は、それが絵のように思えて、かなたは壁になろうと思った。

ある日は、それを色だと思う事に決めて、それは色なんだと言い聞かせた。

ある日ふと、コシラエルのそれを絵とも色とも思わず、ただエネルギーだと思って、拮抗させることに集中する。

そしたら布の声が聞こえるようになった。

聞こえたら服はすぐに出来上がった。

長い雨が続いた後にスカッと晴れることがある。

女性が初めて男性の服を着た感覚をまだ覚えているかな?

一人、どこか遠くに行きたいと願って、願って、どこか遠くまで辿り着いたら急に寂しくなって帰りたいと思った。

小さな女の子の背中が語りかけること。

どのくらい長い間、赤い靴で歩いたんだろう。

永遠に誰にも似合わない服があるとすれば、それは良い服なのかもしれない。

青が落ちていく。

生成りが青を求めること。

ほんの少しの違和感がなるべくずっと消えないでいてほしいと願う。

ちかちゃん、ありがとう。

とっても良い旅に出て、無事に帰ってこれたよ。

かなたとコシラエル

纏って散歩してほしい。

ほんとだよ。

Coci la elle と Ka na ta

7月23日-7月29日 コシラエル本店 展示受注会

8月1日-8月10日 かなた東京 展示受注会

7月23日-8月10日 オンライン受注会

かなたオンラインと、コシラエルオンラインにて開催中。